万座山草園で



万座山草園のカワラナデシコがいよいよ咲き出した。牧干俣線で初めて見たときの感動を今も忘れない。万座にも、カワラナデシコはあって良いのだ。これは、どうしても増やしたい植物の一つ。

そしてウサギが今日も狙っている。食われ食われて日に日に少なくなっていく万座山草園の植物たち。

しかし、ウサギ捕獲作戦を展開する暇も無いほど忙しい状態。今日は、トキワ松学園の子供たちが採ってくれた芳ヶ平湿原のワタスゲの種を湿原に植えるのだ。


  


実際には、採取時期は遅かった。この綿毛のようなふわふわした根元についているはずの種がほとんどついていなかった。種がついていたのは飛んでいってしまったのか、それとも今年は不作だったのだろうか。

これをこのまま蒔いてもつかないので、池底の泥で上から被せるようにして、地面になすり付けてやった。

これで発芽するとは思えんが、ワタスゲについては今年はこれまでとしよう。


  


センジュガンピも、早くに花がついていたものはもう種ができている。発芽率もいいし、カワラナデシコとセットで増やしていく予定。センジュンピは花期も長いような気がする。

7月16日の日記で紹介した、謎の透明な物体。今日見てみるとやはり何かが孵化している。恐る恐る拡大してみると…

ギャー!怪物!? お前一体何者だー! うへえ、気分悪くなっちゃった。もう帰ろ。