【新訂】 目でみる からだのメカニズム (単行本(ソフトカバー))


  【新訂 目でみるからだのメカニズム



  堺章(著)
  出版社:医学書院;新訂版(2000/10)
  発売日:2000/10
  商品の寸法:29.4x21x1.4 cm
  ¥3,150(税込)



(社)日本アロマ環境協会・アロマテラピーインストラクター、アロマセラピスト学科試験選定参考図書。



本書の【はじめに】に、こうある。



医学では、身体を形態・構造の面から探究する学問を解剖学と呼び、機能の面から解明するのが生理学です。この二つはどんな医療分野でも、必須の基礎となる学問で、これの理解なくしては医学を理解できず、進歩もありません。この機能と形態は本来不可分で表裏一体をなし、相関しあっていますので、別々に学ぶよりも一緒に学んだ方がより効率よく生体のメカニズムを理解でき、また、すでに学んだ人には知識の整理・統合にたいへん役立つはずです。ところがそのような目で参考書を探してみると意外に適当なものがないことに気づきます。本書は、そうした生体のさまざまな組織や臓器、器官が、どのように協調しながら個体としての人間を形作っているのかを、機能と形態を交えながらできるだけやさしく解説する目的で書かれたものです。さらに、それらに関連した臨床上の問題や病気についてもある程度記載し、理解を高めるように配慮しました…



それでも、解剖生理について全く知識がない人がいきなり本書を読むのはちょっと無理があると思う。この本の前に紹介した【からだの地図帳】や【健康の地図帳】などを目を通しておくと、大体理解できるだろう。説明も丁寧な言い回しで解かりやすい。欠点としては、読み方が解からない漢字がたびたび出てくるので、読みかなをふってほしかった。