トキワ松学園中学校 アウトドアコース



昨日に引き続いてトキワ松学園中学校アウトドアコースのインタープリテーション。今日はトレッキングガイド。

渋峠−芳ヶ平のルートは足元の岩が露出し、注意深く進んでいく。インタープリテーションできる場所も少ない。

途中で出てきたカミキリムシはポケットガイドには載っていない種だ。しかし日本にはなんと800種もいるそうなので、覚える必要も無いと思う。

芳ヶ平湿原では、カルガモ(カモ目カモ科)が向こうからやってくる。観光客が餌をやったりするからだ。今回の参加者の中には、「人に慣れ過ぎだよ。野生として駄目だね。」とはっきりと言ってのける子もいた。地球を見る目が育っている。いい学校だ。


  


湿原散策のあと、お弁当タイム。リンドウとアキノキリンソウにまみれてのお弁当。

芳ヶ平キャンプ場の芝生では、芝生がサークル状に枯れているところがある。北上山地で「天狗の角力取り場」と呼ばれるミステリーサークルは、なんとアキヤマタケ(ヌメリガサ科アカヤマタケ属)というきのこの仕業だったという話を思い出した(続・森林の100不思議(日本林業技術協会編)より)。そんなお話をした。

最後は白根山の湯釜で、中島先生の科学的な火山のお話を聞く。皆さん、お疲れさまでした。