松川渓谷

さて、今日見た花をご紹介

まず山田牧場ではマルバタケブキ(キク科メタカラコウ属)が満開。シダ植物と共生しているようにも見えました。牧場で残り(牛が食べない)群生する植物は毒である可能性あり。

ツツジツツジ科ホツツジ属)ももうじき終わりですね。

ヤマアジサイユキノシタアジサイ属)の花の色はさまざまです。以前「酸性土壌では赤く、アルカリ性土壌では青くなるのだよ」と聞いたことがあります。本当でしょうか。


 


動物散布植物を紹介。付着型散布植物2種。

キンミズヒキバラ科キンミズヒキ属)はどこにでもあります。子供の頃山野を駆け巡って服にいっぱい付けてお母さんを困らせたのはこれ。

ヌスビトハギ(マメ科ヌスビトハギ属)の種の形は変わっています。実の形が指先だけで歩く盗賊の忍び足の足跡に似ているからだそうです。



 


今日の森の木の実たち

渓谷沿いのブナは順調に実をつけています。今年は拾えるくらいに取れるかな。ブナ(ブナ科ブナ属)の実ケーキをいつかチャレンジしたい。

ウワミズザクラ(バラ科サクラ属)は野鳥が大好きな木の実です。

トチノキトチノキトチノキ属)の実も大きくなりました。このトチの実ならトチ笛の作り方を教えてもらえるかも。


 


では初めて出合った花を

ジャコウソウ(シソ科ジャコウソウ属)は麝香草の意である。しかしイブキジャコウソウや最近出合ったカワミドリ程の香りはしなかった。

カメバヒキオコシ(シソ科ヤマハッカ属)は美津江さんから教えてもらった。シソ科の花は拡大すると唇形がとても美しい。

驚いたのはセンジュガンピ(ナデシコ科センノウ属)。万座にあるとは聞いていたのだが道端で会えるとは思ってもいなかった。カワラナデシコの白咲きのようだが非常に花が小さいので見落としている場合が多いのではないか。