烏帽子岳スノーシュー下見
今週末のスノーシューガイドの下見です。今日は烏帽子岳の様子を見に来ました。
烏帽子岳スノーシュー
http://ecotourism.or.jp/snowshoe/asama_eboshi01/index.html
今日は、先日、教えてもらった、汗をかく外作業で絶大な効力を発揮する手袋法をします。ホームセンター・コメリで売っている-20℃まで対応可能の、冬の水仕事用の二重ゴム手袋、この中にもう一枚、食器洗いorトイレ掃除用のゴム手袋を履くのです。
湯の丸スキー場からキャンプ場経由で登ります。この屋根、昨年の大雪でも潰れなかったのかな?
冬の臼窪湿原は誰も歩いていませんね。トウヒの林を抜けて、
カラマツを主体とした雑木林を通って分岐点へ。
今年は雪が多く、登山道が解りにくく、また雪圧で樹木が登山道に倒れてきています。非常に歩きずらいです。
三回ほど、急斜面崩壊地に見られるダケカンバの若い一斉林を横切ります。
鞍部まで来ました。今日は昨日の雪のためか、あまり足跡がついていません。こんなにいい天気なのにもったいないですね。
吹き溜まりの上にでます。
ここから、まっすぐ上がると近いのですが、本来の登山道を探します。
ところが、探せど探せど全くわからなくなってしまっています。雪も深いし、登山道を歩かせるのはどうかなと…
結局、この急斜面を直登することにしました。しかし、思ったよりも風で雪が絞まっていて歩きやすい状況でした。本来は、ずいぶん山頂から離れた稜線に出るのです。
烏帽子岳の稜線に出ました。登山道で登ると、手前に騙しのピークがあるはずですが、その先に出たのです。
すっごい山、見えています。下見の日にこれはありがたい。
下から、他の登山者が登ってきました。この斜度、30度くらいはありそうですね。
たまたま一緒になった女性の方、後姿なら撮っても良いそうなので…
烏帽子岳山頂です。こんなに良い天気の日にこの展望台に登れるなんて、奇跡的ではあります。
かつての火口があったと考えられている四阿山方面。北信五岳、北アルプスのありとあらゆる山々が見えています。
代わる代わるに記念写真。
私も一枚撮っていただきました。
さて、お名残り惜しいですが帰りましょう。
今日はずっと富士山が見えていました。烏帽子岳稜線からの浅間山はこんな感じです。
帰りも、この急斜面を降りて行きます。
湯の丸山に向かってダイビングするようなイメージです。
巨大雪庇を越えて、鞍部を右に進んで、同じ道を通って帰ります。烏帽子岳登山はこのピストンコースが残念なところです。周回できる楽しいコースが設定できれば、あの景観ですからもっと人気の山になることでしょう。
さて、必殺手袋の方は…自然観察や写真撮影の際には外側の手袋を外せば大丈夫、しかし内側は汗でびっしょり。手がふやけていました。確かに、汗を多量にかく外仕事の際には、濡れた手袋をいつまでも履いているのは良くないのでこの方法もいいかもしれません。しかし、私的はちょっと使いずらいです。また、インナーの記事が綿のようなので、これが化学繊維だったらもっと温かいでしょうね。
烏帽子岳スノーシュー
http://ecotourism.or.jp/snowshoe/asama_eboshi01/index.html